BlueFlame
昔の石油ストーブはオレンジ色に発熱する反射式が多く、とても石油臭かった。父親はそれが嫌でブルーフレームを愛用していた。窓から見える青い炎はとても不思議で神秘的だった。しかも石油臭くないということは当時では画期的な事だった。対震装置がなかったので、恐らくシリーズ16だと思う。それ依頼アラジンブルーフレームの愛用者である。
Antique
私の古道具好きが始まったのは長火鉢かボンボン時計か?定かではないが薪ストーブより前であることは確かだ。火起こし器に炭を入れコンロにかけて熾きるまで待つ。一週間に一度ボンボン時計のぜんまいを巻く。この手間が更に愛着を深めているのだろう。
やがて鉄瓶から湯気が立ち上がり、カッチコッチの音色が静かに響く。この情景はたまらなくいい。
Apple
Macは1993年に導入した。この業界ではデジタル化は早い方だと思う。初期のMacがQuadra800。画像ソフトがAdobe Photoshop2.5。レイヤー機能などなかった。それ以降Macを使い続けすっかりMacフリークになる。事務処理にWindowsを使ってみたがどうも苦手だ。「パソコンはMac使ってます。」と言われると親友になったような気分になる。
COFFEE
以前は紅茶派だった。会議などに出されるコーヒーはとても飲めなかった。だがカウボーイがコーヒーを飲んでいるシーンに憧れ、シャビシャビの薄いインスタントコーヒーを飲むようになった。次第にスーパーで粉を買い、コーヒーメーカーで淹れるようになる。近くに生豆焙煎の店ができ、そこに一歩足を踏み入れてからコーヒーに目覚めてしまった。
写風館
写風館とは1995年に新築した私の店舗である。父親から家業を継ぎ、最も大きな節目となった年である。それゆえ私にとっては大切な宝である。設計は私の友人に依頼し施工は先輩にお願いした。実はこの先輩はファイヤーライフ岐阜のオーナーである。写風館新築の際にも薪ストーブの設置を勧めていただき、今の薪ストーブライフがあるのはこの先輩のお陰である。
裏山
冬の長い田舎に住みたいと言いつつ、写風館の裏には自然が溢れている。春は桜やツツジが咲き誇る。夏は樹木の日陰で涼しくて気持ちいい。秋は紅葉が広がり道いっぱいにドングリが敷き詰められる。雪の降る日には愛犬「銀」と雪中走破を楽しむ。山には焚き付けが十分にある。焚き火やソロキャンプも楽しんでいる。贅沢すぎるほどの環境かもしれない。
当然、CAMERA
私の生活を支える最も大切な道具である。本来ならメインテーマになるべきだが末席になってしまった。私の主な仕事は人物対象の撮影が多いが、本当は風景が撮りたい。しかしそれでは食べていけないので趣味的にしか撮れないが、ついつい薪ストーブやダッチオーヴンが優先されて後回しになっている。写風人の由来は風景写真を撮ることなんだけどね・・・